『本当のあなたらしさと他人の性格が手に取るようにわかる心理学』
パートナー、親子、上司、部下、同僚、常に人は、自分以外の人と関わりながら生きていきます。
職場での人間関係がうまく築けない、パートナーや子供のことがわからない等など、多くの場合、コミュニケーションがうまくいかなくなる原因は、思いこみなどによる誤解があります。
相手の言葉や行動に対して、反射的に自分の過去の経験などに照らし合わせて判断している事が多いのです。
自分の価値観、考え方のクセを知り、人との違いを知ることがとても大切なポイントになります。
人の性格は、生まれながらに持っている性質(その人の本質をここでは気質とします)と、教育や習慣によって身につけていく人格の2つで成り立っています。
人格は、意識や習慣さえ変えれば、いくらでも変えていくことができますが、気質は一生変わりません。
たとえ親子であっても、わかりやすい・わかりにくいということがあるのは、当たり前なのです。
気質は、遺伝とは関係がなく、生まれたときに決まります。
ですので、正反対の気質を持っている親子さんもいらっしゃいます。この場合は、どちらも悩んでおられる場合があるかもしれません。家族の中で一人だけ違う気質を持っている場合、自分だけ何かが違う・自分だけ理解されない・愛されていないと感じ、苦しんできたというケースもお聞きします。
『子供が親に似る』というのは、「○○気質の親御さんに育てられたから」その親御さんの気質に影響を受け、結果似ていったという後天的なものか、もしくは、もともと同じ気質を持って生まれてきたかのどちらかといえるでしょう。
自分の考え方の癖や・特徴、そして相手の性格的特徴も理解することで、誤解を減らし、より良い関係を築くことが可能になります。
また、親御さんや教育に携わっていらっしゃる先生方がこのノウハウを学ばれることにより、お子さんや生徒さんのことが理解しやすくなるだけでなく、長所をより伸ばして差し上げることが可能になります。
法人様の場合は、経営者の方、人事ご担当の方、教育担当の方で、新人の方がなかなか続かない等のお悩みにお役立て頂けるかと思います。